面接について
はっきり言って、わたしは面接が苦手です。よく面接に通ったなぁ、と我ながら思います。なのでこうすると絶対通る!といったようなテクニックは伝えられません。ごめんなさい。
こんな人でも面接は通過できます。大丈夫です。
♪面接の通過率を上げるには
*慣れ、あるのみ
はじめて面接を受けた時と比べて、今のほうが受け答えがしっかりできているという自信があります。
聞かれる質問は企業が違えど被ってくる部分があるので、一度答えた質問だと、スムーズに答えられるようになりましたし、初面接はあほみたいに緊張したものですが、何度か面接を経験して落ちたり受かったりしていると、緊張感は落ち着いていきます。
あと、自分のどんな言葉が面接官に受けがよいか、実際面接を受けてだんだんつかめてきます。
なので、本命企業を受ける前にできるだけたくさん志望度の低い企業の面接を体験するとよいと思います。
*事前準備が大切
面接は会話だ!暗記厳禁!といわれる昨今ですが、無防備に準備を一切せず突っ込む人は往々にして落ちます。(わたしです)。
セリフを覚えていくのはいただけないですが、考えていく必要はあります。
まず、どんなことを面接できかれるのか調べましょう。ググれば50選ほどされたサイトがでてきます。
そこで、その質問のごとに面接官の意図を調べましょう。ググればでてきます。
その意図に即してワードに自分の考えを打ち込んでいきましょう。どれだけ長くてもかまいません。
これを50個全部して、見直して、おかしいところを直して、という作業をして、終わりです。
印刷も、内容の暗記もしなくて結構です。
面接のときには、このとき考えたことを、面接官の質問に即してぼんやり思い出しながら端的に伝えましょう。
その場でパッと思いついて答えるよりまともなことが言えるはずです。
本エントリーについて
♪本エントリーとは
説明会に行き、書類を提出すると本エントリー完了で選考ルートにのれます。
プレエントリーの数 > 本エントリーの数
が一般的です。
プレエントリーを進めると、同じ業界や業種で同じような事業をしている会社でも、規模や福利厚生の違いがわかってくると思います。
志望度S:興味もあり、条件もいい会社
志望度A:興味はあるけど、条件が合わない会社
この2つに自然と分けられるかと思います。
また、プレエントリーしておくとよい企業として、
志望度B:先輩の合格実績がある身の丈にあった企業
志望度C:大学所在地で選考が受けられる企業
があります。
♪志望度Sの企業
もちろん本エントリー。しかし、人気業界で条件もよい企業の場合、倍率が高くなるのでここはあまり数を増やしすぎないように。「本命」ではなく「挑戦」というスタンスで臨みましょう。
♪志望度Aの企業
本エントリーをやめたくなるような悪条件の企業もありますが、「面接の練習」と思って時間とお金が許す限り選考には参加しましょう。
条件だけが合わない企業の場合、興味はあるので志望動機がしっかりと言えるため、よい面接経験になります。
♪志望度Bの企業
身の丈にあっている企業。興味があるものから優先的に、できるだけ多く説明会に参加して本エントリーしましょう。興味がなくとも、説明会や選考の中で「ここでもいいかな」と思える可能性が高いです。ふつう女子こそ絶対に外さないで欲しいところです。
♪志望度Cの企業
スケジュールと相談しながら志望度の高い企業の面接がはじまる前に3〜5社は選考に参加しましょう。
♪おすすめの本エントリーモデル
例:食品メーカー志望 25社本エントリー
志望度S:5社。大企業。カゴメさんなど福利厚生ばっちりメーカー。
志望度A:10社。製パンなど休み少なめのメーカー。
志望度B:10社。OB採用実績のある企業。一部中小のメーカー。
志望度C:5社。食品スーパーなど。
説明会や選考が被った際の優先順位はS→B→A→Cです。
しかし、選考を受ける順番はC→A、B→Sになるようスケジュールを組みましょう。
プレエントリーについて
ナビサイトがオープンし、プレエントリーが始まると、こんなにも社会にたくさん企業があるのか!と驚くと思います。
知ってる企業に手当たりしだいエントリーしたりするととんでもない数になります。
♪プレエントリーは何社するべきか
何社するべきか、最初は悩むと思いますが、はっきりいって何社でもいいです。
プレエントリーをしないと、説明会の情報が来ない場合もあるので、興味のある企業はすべて、しておくべきです。ただ100を超えるとメールがスパムのようにきていっぱいいっぱいになるので注意。
では、プレエントリーすべき3種の企業について説明します。
♪純粋に興味があり、行きたい企業-志望度A
まずナビサイトで、自分の興味に従って企業を探すとモチベーションが少し上がるかなと思います。
「希望勤務地+やりたいことや職種」で検索をかけるとスムーズかと思います。
福利厚生などは後々検討して、興味があり条件もよい企業を志望度S、興味があるが難点もある企業を志望度Aとしておきましょう。
志望度Sの企業は、倍率が高い可能性が非常に高いです、、
♪身の丈にあった企業-志望度B
しかし、ふつう女子には興味の他に意識してほしいところが自分の身の丈です。これを知る方法は簡単です。
*学部学科の先輩の就職先を調べる
学歴フィルターをくぐれるのはどれくらいの規模の会社か参考になります。
先輩にきく、大学ホームページで調べるなどして初めて知った企業は是非検索して企業のホームページをみてみましょう。知名度が低くても、興味がもてる企業かもしれません。
プレエントリー開始前にこの作業をすると、だいぶ現実がみれるかと思います。また、ここで興味をもった企業はプレエントリー必須です。
切ない話ですが、駅弁や中堅私立の場合、たまに有名企業の就職実績があっても、オーラのある美人の先輩が内定者だったりします、、
♪興味がなくてもプレエントリーしておくとよい企業 -志望度C
*大学所在地に本社がある企業
交通費をかけずに面接が受けられるので、「練習」や「保険」として受ける際楽ちんです。
*大学所在地で選考を行う小売業
同上です。また、採用数が多い傾向にあり内定を頂きやすいです。
「練習」というと聞こえが悪いですが、面接に慣れるには実践あるのみです。志望度の高い企業の面接を受ける前に、極力時間とお金をかけずに、実際に志望度の低い選考に参加することをおすすめします。
なので、興味がない企業であっても、面接や説明会の情報が手に入るようプレエントリーしておきましょう。
書類選考について
♪エントリーシートの大切さ
まず就活生がぶちあたる第一関門エントリーシート。
書類を通さなくては、と思ってネットで調べた例文をちょちょっと改変したものは送るべきではありません。
問いひとつひとつに対して、面接で聞かれたときに自分が答えやすいように書く、というように
*面接をイメージ*してほしいです。
なぜなら、エントリーシートは面接のときに面接官の手元に置かれ、エントリーシートをもとに質問されるからです。
♪ネットで調べていいこと悪いこと
エントリーシートの例文はネットに腐るほどあります。自己PRであれば、能力ごとに例文がエピソードつきでのっています。
ここで調べてほしいことは
*設問の意図
企業があなたのどんな情報を知りたがっているかを知ることは大切です。
真似してほしくないことは
*インパクトに残るエピソード
特別な経験は就活には必須ではありません。あって損は絶対しませんが、なくても内定がもらえます。サークルですごいことをしてなくても大丈夫。捏造はしないでください。
♪わたしの書類選考の体験談
ウェブエントリーシートはほとんど落ちました。一方、郵送のエントリーシートはほとんど通りました。
説明会に行くと突然エントリーシートが渡され、30分以内に記入してください、といった企業もありました。
書類選考と面接の間が空くと、過去の書類のだめなところがわかっていたりするので、エントリーシートとは違うのですが〜と訂正しながら話すこともありました、、エントリーシートは最終面接まで残るので、中途半端な内容にしないよう気をつけるべきでした。
就活のながれ
ざっくりと就活の流れを説明します。これから就活、という方に読んでいただきたいです。
年によっていろいろですが、私が経験した2017卒の就活を例にあげます。
♪3月以前
大手企業はインターンシップを開催
ベンチャー企業などは早期に選考を行う
大学で企業説明会や就活セミナーが開かれることもあります。
♪3月
マイナビ、リクナビなど就活サイトが本格オープンし、プレエントリーが可能に。
実質的に就活のはじまり。
合同企業説明会がたくさん開催されます。
個別企業説明会の予約、書類の提出、選考が随時始まります。
♪4月
個別企業説明会と書類の提出が中心。選考を行う企業も規模問わずたくさんありました。
♪5月
勝ち進んでいけば、個人面接が中心。
駒が減っていっても、まだまだ説明会があるので大丈夫。
♪6月
就活協定の解禁。うまくいけば大手から内定。
大手が内定を出した頃に、採用に関して堅実な中小企業の選考がはじまります。
新卒ハローワークの求人が見れるようになります。
♪7月
6月スタートの中小企業の選考がうまくいけば、内定。
新卒ハローワークが合同面接会などを主催。
♪就活解禁、の形骸化
2017卒は6月に面接解禁、とのことでしたが律儀に守っている企業は多くありませんでした。6月に内定解禁、が正確な表現だと思います。
3月から積極的に行っている企業が多かったため、のんびりしていると面接に対する経験値が周りより不足してしまいます。
就活初期から面接をできるだけたくさん受けることが、面接の苦手意識をなくさことにつながります。
ふつう女子のための就活とは ?
♪ふつう女子ってどんな人
私の個人的な考えですが、以下の2つに当てはまる女子と定義しておきます。
*突出した特徴を持っていない
学生時代に頑張ったことが書けない
リーダー的存在じゃない
容姿やコミュ力に自信がない
*バリキャリ思考じゃない
将来的に仕事より家庭を優先したい
休みなど福利厚生を大切にしたい
こういったひとはたくさんいるんじゃないかなぁと思います。
実際私もそうですし、就活中に出会った子や友達からも「正直、結婚したら仕事はやめると思うから本気になれない」という考えを聞きました。
こんな感じだと、一生働く会社を見つけるつもりの男子あるいはバリキャリ女子とは本気度が違うので、まともに戦うと負ける確率が高いです。
♪ふつう女子が内定を取るには
*身の丈にあった企業を受けること*
これに尽きます。企業選びについてで詳しく書きますが、ふつう女子に有名企業や大手企業ははっきり言って厳しいです。
中小企業に早めに目を向けることをおすすめします。
しかし、その中でも
*自分が納得できる会社に入社すること*
は諦めないでほしいと思います。
納得できる条件は人によって色々だと思いますが、内定を取ることを目標にせず、入社してから働くことを目標にすれば自ずと条件が浮かぶのではないでしょうか。
ちなみに私は、1年目で商品開発に携われること、休みが週2日はとれること、を条件にしていました。結果として、大手には相手にされませんでしたが、中小企業にはこの条件を満たすところに拾っていただけました。
このブログについて
♪ごあいさつ
はじめまして。
就活がひと段落つきました
女子大生のうたともうします。
私が就活を経験して感じたこと、アドバイスをこれから書いていこうと思います。
♪ブログ開設のきっかけ
就活中、不安いっぱいで就活サイトをたくさん見ていたのですが、面接の答えの例やESの例が意識が高すぎて参考になりませんでした。
私は女というせいもあると思うのですが
仕事に対する意欲が低く、
「結婚するまで働ければいいや」
「福利厚生がいい会社がいい」
といったように意識低めだったからです。
しかし、内定はとらないといけません。
ニートにはなりたくありません。
意識高め就活サイトを見ながら頑張りました。が、終わってから思うとたいへんムダが多かったです。効率が悪かったと感じます。
私のように、とりあえず働かなきゃ、内定ほしい、というような意識低め女子のための就活アドバイスはネットに転がってなかったからです。
そこで、私の個人的な体験に基づいてですが、女子が就活をちゃちゃっと終わらせるにはどうしたらよいか、なにが必要なのかを書いて、意識が低い子でも就活を成功させる手助けをしていきたいと考えています。
、、、バリキャリ志望の方向けではないと思います。
♪自己紹介
最後に、簡単に私のスペックと就活の流れを書いておきます。
名前 うた@2017卒
大学 地方駅弁農学部
志望業界 食品メーカー
食品メーカーを中心に受けました。
内定は中小ですが、食品メーカー2社から頂きました。
あと1社夏採用に挑戦予定です。
ESは20社ほど送り、
グループ面接やグループワークであほみたいに落ち、
最終面接まで進んだのは内定を頂いた2社のみ。
人気業界の食品業界についてわかるところは多いので、詳しく書いていくつもりです。
よろしくお願いします。